企業研修
naomichi kurihara
「教えることへの身体技法」ダイヤモンド社様「研修開発ラボ」研修実施コース登壇させていただきました。
企業研修をしながら健康に。
健康経営で企業の姿勢を良くする。
ラーンネクストの栗原直道(クリハラナオミチ)です。
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「教えることへの身体技法」ダイヤモンド社様
「研修開発ラボ」研修実施コース登壇させていただきました。
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「研修講師の役割とは?理想の講師像を考える」
こちらのセッションの中で「教えることへの身体技法」について登壇いたしました。
中原先生の研修開発入門をベースに説明させていただきました。
(整体師として体を扱うプロのスパイスも交えながら)
自らの振り返りも含め、共有いたします。
身体的所作は、教育効果に少なくない影響を与えると書かれています。
身体技法 ここでは大きく分けて二つ。
● 視覚(Visual)のコントロール
● 声(Vocal)のコントロール
視覚(Visual)のコントロール
1姿勢
p 片足体重になっていないか?
・無駄な動きはしない。両足でしっかりと立つ。
p 参加者に正対しているか?
参加者に対して正対し、アイコンタクトをとる。
▲意外とスクリーン見がちになってしまう。
■姿勢は侮れません。姿勢を良くするには肩甲骨の動きを良くしましょう。
2身振り・手振り
p ゼスチャーにメリハリはあるか?
・メリハリが大切。基本の止める場所を決める。ホームを決める。
・手の位置はへその下。(胸の前)
・ゼスチャーとったら基本に戻る
・肘、指先までしっかりと伸ばす。
p 気になる余計な動きをしていないか?
・ポインター、ペンなどくるくる回さない。
3表情
p ベースとして笑顔ができているか?
・笑顔は親しみやすい印象を与えます。ただ常に「笑い」は不自然です。
p 適度に表情に変化があるか?
・ここでは3つの表情を紹介します。
「笑顔」「真顔」「険しい」→難しい話をする前などに使います。(眉間に少し力を入れるイメージ)
■姿勢同様、表情は一番目につく場所です。表情筋は約30種類。笑顔を作りやすくするため、
「表情筋」をほぐしましょう。
4アイコンタクト
p コンタクトの範囲に偏りがないか?
・「広く」「深く」
「広く」はホワイトボードを使用。
例えば4島のグループだったら、好意的な参加者を見つけ、Zを描くようにコンタクトをとります。
p 一人当たりのコンタクト時間は十分か?
「深く」
「パッ」とではなく、長く見てあげる。
滞留時間を意識する。
イメージは「点」「文」まで。
以上ここまで4つが視覚(Visual)のコントロールです。
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・声(Vocal)のコントロール
声は「ルックス」としてのインパクトがあります。声が良い人は印象が良いです。存在感が高まり、皆を引き付けます。
1大きさ
p 大きな声が出ているか?
・声=説得力 自信がない場合は形から。先ずは声を大きく。
声を大きくするには口の開きを大きく。そして遠く後ろへ。
会場の一番後ろに座っている人に届くように。
しかい、常に大きいのもNG。
p 語尾までハッキリ話せているか?
・濁らないように、最後まではっきり話す。
■姿勢が良いと声は出しやすい。声は口内で響く。
おなかを使わない楽な姿勢で話していませんか?
2スピード
p 話の内容に即した適切なスピードか?
・ゆっくり大きく話しましょう。
・聞き手の理解に合わせてスピード調整。
・ある程度スピードあった方がわかりやすく、飽きさせない。
例) NHKのアナウンサー早口です。早口ではあるが「間」が取れている為わかりやすい。
p 滑舌に問題はないか?
・早口になると悪くなるリスクある。
・ハキハキと話しましょう。
・滑舌は「あ」「い」「う」が特に需要。基本の動き。
「あ」 口をたてに3本指。
「い」 口角を引っ張る。
「う」 ひょっとこみたいにつきだす。
■口は顔の体幹です。表情同様「ほぐし」ながら「鍛えましょう」
3間
p 話の区切れで間が取れているか?
p 間の大きさに使い分けがあるか?
・間の種類は3つある。「点の間」「丸の間」「段落の間」
「点の間」
・キーワード、単語、強調する。一文を切りましょう。単文で一呼吸。
「丸の間」
・一文を切りましょう。
例) わかりづらい話。~なんで、~なんで~なんで、、、と4,5文続く。
良い) きったら(呼吸)きったら(呼吸)
「段落の間」
・スライドの切り替わり。大項目。
4抑揚メリハリ
p 単語レベルの強調があるか?
・文章に例えるなら、注意するポイントは「太字」「フォント」「アンダーライン」を強調。
・話すときはボリュームを2,3割アップしましょう。
p 大事なことを繰り返し伝えているか?
・大事なメッセージ。人は思っている以上に、一回言ってもわからない。
繰り返し、ボリュームを変えて。
以上4つが・声(Vocal)のコントロールです。
是非皆さんも講師自らが「メディア」となり、言語的情報のみならず、さまざまな情報を発信、受信してください。
(人材開発入門から引用)
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(研修の合間に参加者の集中力アップに、リフレッシュ整体)
研修後記(差しさわりのない範囲で共有いたします。)
〇参加者の方から
・講師(栗原)自らが講義で話してることを体現できている。
(嬉しいコメントありがとうございます。)
〇身体技法どんなところで使用できるの?
・新人研修
(学び姿勢。愛され社員。部下力向上。)
・ビジネスマナー研修
(ビジネスマナーの基本姿勢)
・OJT研修
(現場での取り組む姿勢)
・社内講師向け研修。トレーナー研修
(教える側は実はかなり見られてます。)
・管理職研修
(社内講師同様、有能感を感じる身体技法を身につけて、信頼貯金をためましょう)
■人と関わる場面どこでも使用できます。
・正しい身体技法を身につけて行えば、
「健康経営」×「研修」も実現できるかも!?
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